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ファン作り × e-sports SQUARE

RIZeSTにとって事業の中核を占めるe-sports SQUARE AKIHABARAでは、eスポーツに限らずゲームのイベントや大会が開催され、これまで多くの来場者が歓声を上げてきた。オンラインでのコミュニケーションが当たり前の時代だからこそ、オフラインの場に集うことで特別な体験を味わうことができる。e-sports SQUAREが企業のファン作りにどのように活かされてきたのか、店長の疋田力也から紹介する。


——「ちょうどいい」という魅力

e-sports SQUAREはもともと千葉県市川市にあったんですが、2014年に秋葉原に引っ越し、約100名を収容可能な当時国内唯一のeスポーツ施設としてリニューアルオープンしました。いまではほかにも大小さまざまなeスポーツ施設がオープンしていますが、その中でもあまりこじんまりとしすぎず、かつ大がかりすぎず、「ちょうどいい」という使用感で評価をいただくことが多くなってきました。
e-sports SQUAREに数十名が来場されると、ステージを中心にぎゅっと集合する形になってお互いの熱気が伝わり、盛り上がりやすい状況を作ることができます。広すぎない会場で来場者が一堂に会していると強く感じさせられる環境は、実はオフラインイベントにとって大事なことなんです。いろいろな意味でのちょうどよさがe-sports SQUAREの魅力ですね。

——ユーザー同士が対面で出会える場

昨今のeスポーツへの注目もあって、e-sports SQUAREを内覧してみたいというご相談をいただくことが多くなっています。ゲーム会社の場合、ユーザーとはオンラインでコミュニケーションすることになりますし、ユーザー同士もオンラインでやり取りするのが普通のことです。ですが、それだけだと自社のゲームに対して愛着を持ってもらいにくいと言いますか、強い結びつきが生まれにくいと。要するに、ファン、コミュニティ作りに課題を持っている企業が多いようです。
オンラインでもさまざまな施策が可能です。しかし、オフラインイベントはファン、コミュニティ作りという課題にとってオンラインでは絶対に実現できない可能性を秘めています。顔と顔を合わせてコミュニケーションすることは、いつの時代も代えがたい価値なんですね。ユーザーにとって企業の中の人の顔はなかなか分かりませんし、何を考えているのかも分かりません。そうした状態で信頼関係を構築し、ファンになってもらうのはなかなか難しい。だからこそ、企業からはユーザーと直接顔を合わせてコミュニケーションできる場が求められているのだと思います。
また、ユーザー同士もオフラインでコミュニケーションすることで自分と同じような仲間がいることに安心感を持てます。一緒に遊ぶ友達ができますので、よりゲームを好きになるきっかけにもなります。もちろん、それはゲームに限らず、ゲームデバイスや何かしらのサービスを提供する企業にとっても同じことです。実際、非ゲーム企業の問い合わせも増えているんです。e-sports SQUAREという店舗名ではありますが、eスポーツやゲームに関係していないと利用できないというわけではまったくありません

——オフラインの熱気が伝播していく

e-sports SQUAREをご利用いただくと、「ユーザーの顔を見ることができてよかった」というお声をよく頂戴します。オフラインでのイベントや大会は、ユーザーが企業の方と直接コミュニケーションできる場でありつつ、企業の方もユーザーのことを深く理解する機会になるんですね。ただ、いいこと尽くめではなく、オフラインゆえのリスクもあります。来場者は企業の方の態度をしっかり観察していますし、その場で感じたことをSNSやコミュニティ間で共有することもあります。ほんのわずかな気の緩みや些細なミスが炎上の火種になる可能性があるんです
我々としてはそうしたリスクを可能な限り排除していますが、やはり企業がイベントに来場されたプレイヤーと真摯に向き合い、オフラインイベントに取り組むことが成功の鍵だと思います。そうしてユーザーと関係を構築できれば、ミスを含めて「ともに創っていく」という仲間という空気も生まれてくると思います。
また、イベントや大会を生放送で配信する場合がありますが、オンライン、つまりスタジオだけで行なう場合と、オフラインの会場も含めて配信する場合では、後者のほうが視聴者も盛り上がってくれやすいんです。それは会場の熱や歓声が画面越しに伝わるからですね。その面白さを感じてくれた視聴者が、次は会場に来てくれるようになるかもしれません。オフラインイベントはその場の来場者の満足度だけでなく、中長期で見てもいい効果があるんです。ですので、ファンやコミュニティ作りのためには1回きりではなく継続的にイベントを実施することをお勧めしたいです。

——大会の熱気に胸打たれて

私自身はe-sports SQUAREの店長になってまだ日が浅いんですが、本当にさまざまなクライアントとお付き合いさせていただいています。日々勉強しつつ、担当した大会で感動してしまうこともあります。ぜひその1つを紹介させてください。
それは、ゲームセンターを経営する方が普段利用してくれるプレイヤーへの恩返しも兼ねて毎年開催されている大会でした。タイトルは『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』という、1999年に発売された格闘ゲームです。いまでも数百人が参加する大規模な大会が開催されていて、全国に熱狂的なファンがいることで有名です。
私はタイトル自体は知っていたんですが、どういうプレイヤーがいて、どんな思いでプレイし続けているのかというのは知りませんでした。ですが、その大会を間近で観戦し、皆さんがどれほどこのタイトルに思い入れがあるのかを痛感しました。全国からe-sports SQUAREにプレイヤーが集い、並々ならぬ情熱をもって1日限りのトーナメントを戦って、最後にたった1つの優勝チームが決まる。そこで感じた熱気こそ、オフラインの価値なのだと確信しました。こうしたシーンは、オンラインだけではやはり実現できないものではないでしょうか。e-sports SQUAREがそのシーンに協力できたことが感慨深く、今でも心に残っています。

——eスポーツの聖地になる

設備としては、PCや家庭用ゲーム機、周辺機器はもちろん、充分な電源と通信環境が整っています。生放送や収録用の機材も高品質なものを用意していますし、専門スタッフも在籍しています。また、オフラインイベントに最適なステージもありますし、飲食を提供できるバーも備えています。企画の立案から当日の運営、あるいはノベルティの準備まで、会場の利用以外のサービスも豊富に取り揃えています
e-sports SQUAREでのイベントを通してファンを作ることができれば、長い目で見て必ずビジネスに好影響を与えられるはずです。それはゲーム会社に限りません。例えば、飲食業界の方からゲーマーを対象にしたリサーチのためにe-sports SQUAREでゲームイベントを開催したいというご相談をいただいたこともあります。e-sports SQUAREをどのようにご利用いただけるか、お気軽に問い合わせをしていただければありがたいですね。
今後、我々はeスポーツに関心のあるプレイヤーやコミュニティ、企業や団体がオフラインでイベントを開催される際に、常に付加価値を提供できるベストなパートナーであり続けたいと考えています。国内初のeスポーツ専用施設として、そしてeスポーツ業界の聖地として魅力的なイベントをお届けできるよう尽力していきます。皆さまのご来店を心よりお待ちしています!

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この案件を担当したのは:
疋田 力也(Rikiya Hikita)
e-sports SUARE 店長

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